キャンプを始めてからもう5年目。キャンプ(アウトドア)が子育てに与える影響を考察

子育て

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キャンプを始めた理由

我が家も「キャンプ」を始めてすでに5年目に突入しました。

【きっかけは?】

・家を購入して収納スペースが増えた
・アウトドアが子育てに良い影響を与えるとどこかで聞いた
・もともと夫婦共にやりたいと思っていた
・上の子に障害があり自然は発達に良い影響を与えるのではと思った

きっかけとしてはそんな事だったと思います。

始めたのが2022年5月だったと記憶してます。子供の年齢が長女が7歳、次女が4歳の時。そんな年齢の時から始めて最初はかなり大変でしたが、今ではやって良かったなと思えています。

【その理由としては】

・今ではキャンプ自体が家族全体の趣味となっており、またキャンプ(アウトドア)を通してたくさんのお友達とも交流ができるようになり、更にお友達や家族との交流が増える事で、社会に出ていく際に重要な気遣いなどを自然と子供達が学びとるようり、コミュニケーション能力向上につながっているからです。

変化

【コミュニケーション能力においてどんな変化があったのか】

長女(ダウン症)

彼女の変化としては、発音など言葉の明瞭さはまだまだではありますが、基本的には物怖じをせず誰とでも話ができるようになりました。特に同年代のお友達だけではなく、学校の先生といった大人とのコミュニケーションも上手くなったと思います。長女は言葉よりもむしろ気遣い(=観察力)などの所作が身に付いてそれが実生活でも実践され学校といった社会の中でも上手くやっていけているのだと感じてます。これはキャンプがというわけではなく、キャンプという共通の趣味を通して家族とのコミュニケーション量が圧倒的に増えた事が要因だと感じてます。

その気遣いのエピソードとして

娘が特にすごいなと思う事としては日常生活において、例えば父さんが出勤前に水筒や財布を机の上に忘れていた際、いち早く気付いて渡してくれたりするという事。他の人に対してでも同様に常日頃からしっかりと観察していざという時に気遣いができるようになってきた。誰かが体調が悪く、辛そうにしている時でも冷凍庫から頭を冷やす保冷剤をもってきたりしてくれる。その様な気遣いもできる。こちらも自然と「ありがとう」と声をかけるようになるので娘もそれが正しい行動なんだと認識し繰り返しやってくれるようになっている。

キャンプという共通の趣味を通して「観察力」「気遣い」といった社会に出て重要なスキルを習得できるきっかけとなったのではないかと考えます。

【次女】

次女においては特にコミュニケーション能力が高く、キャンプ場で知らないお友達に声をかけて、最終的には仲良くなって最後まで遊んでいる事が多い。また学校生活においても様々なタイプのお友達が多く、たくさんのお友達とフラットに話しができているように感じる。長女同様に次女も「観察力」「気遣い」という点では実生活の中では十分発揮できておりお友達からも好印象を持たれている。そんな中で、気遣いもそうだが特に「観察力」においては目覚ましい伸びが見られていると感じる。

その観察力のエピソードとして

幼稚園の年中さんの時に描いた「ロウソクの火」の絵である。幼稚園のお絵描きの時間でみんなでロウソクを描いてみようというのがあり、周りのみんなは火を赤のみの色で描いてたのに対して次女だけ一人、青や黄色、赤などいろんな色で描いた事がありました。明らかにこれはキャンプでの焚き火の効果であると直感しました。これが将来どんな影響を及ぼすかはわかりませんが、確実に「影響」という点では効果が出ている事がわかります。それだけでもキャンプをやって良かったなと思いました。

5月に行ったキャンプの写真(小太郎岩キャンプ場:奈良県曽爾村)

家族間コミュニケーション

次に、娘達の「観察力」「気遣い」といった社会性を育むに至った要因として考えられる「家族間コミュニケーション量」について我が家の状況を例に考えたいと思います。

昨今、共働き増加によってなかなか子供との時間を確保できなくなっている。我が家としても、私は平日、朝7時30分から家を出て帰ってくるのが18時30分頃、遅い時は20時になる事もある。また妻は在宅ワークで家にいるものの、仕事中についてはなかなか子供の相手をする事もできない。

我が家の家庭のモデルだけではなく、中には2人とも外に働きに行って、子供が一人でお留守番というご家庭もあるとは思います。

この様な状況の中でいかに子供とのコミュニケーションを増やすかを考えると、そのコミュニケーションがとれる時間はわずか。

【父親の平日コミュニケーション時間】

・7時00分~7時30分 
 30分
(子供達の起床~私が出勤するまで)

・18時30分~21時00分
 2時間30分 
(私の帰宅時間~子供就寝時間)

1日合計で3時間確保。しかしながら、18時30分に帰宅すれば一緒に御飯は食べられるものの、20時に帰宅するときは、自分の食事やお風呂、歯磨きなどを考えると子供とのコミュニケーション時間は1時間もない。

【母親の平日コミュニケーション時間】

・7時00分~8時00分
 1時間
(子供達の起床~登校まで)

・15時00分~21時00分
 6時間
(子供の下校時間~子供就寝時間)
 18時ぐらいまでは在宅ワークしているので実質3時間が正しい。

母親については1日4時間確保。父親と比べて時間は長いがそれでも仕事をしていると突発的な事が発生し更に晩御飯を作る時間などを加味するとまだ減るのが実情。

更に1年間で考えてみると、小学生の年間の休日は165日程度。それを考えると平日の数は200日。つまり、両親が年間で平日子供達とコミュニケーションがとれる時間は

父親 1時間×200日=200時間 
   (8日8時間)

母親 4時間×200日=800時間
   (33日8時間)

改めて計算して日数に直してみるとこんなにも短いんだと驚きました。また、その中でも父親のコミュニケーション時間の短さに更に驚きを覚えております。年間平日で8日8時間というのは、もし仮に週末や祝日を子供達との余暇に使わないと考えると、一緒に住んでいながらも圧倒的に少ないのではないかと疑問を持ちました。

我が家は基本的には土日休みなので、天気が良い日は必ずどこかへお出かけしているか、定期的な周期でキャンプにも行っている。そのことを考えると、残りの165日中、一部休日出勤を除く160日は子供達との時間を確保できており、コミュニケーションもできていると自負している。

そのことを考えると年間の両親のコミュニケーション時間としては

父親 8日8時間+160日=168日8時間

母親 33日8時間+160日=193日8時間

と圧倒的に増える。やはりこの事からも週末や祝日の子供達との余暇の過ごし方次第ではコミュニケーション量は全く違うという事が理解できた。

さて、ここからはキャンプという視点で考えてみようと思います。週末にイオンや公園におでかけするのと「キャンプ」はどうちがうのか?もちろん、週末にショッピングセンターや公園に行くのも悪くはないが、「キャンプ」に至ってはやっぱり「家族全員での共同作業」が圧倒的に増えるというのがポイントやと思っています。

具体的な例をあげると、まずはテントの設営撤収時になります。キャンプにおける一番大掛かりな作業がこのテントの設営撤収となります。我が家のテントは「コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ」という大型テントで、

サイズとなると

580×350×200cmと、かなりテントの中でも大きいやつです。

また、サイズが大きければ大きいほど、骨組み(ポール)の数も多く最初の方は設営撤収に苦慮しました。そんな大型テントを設営撤収する際には、子供達の協力も不可欠。ポールをとってもらったり、ハンマーでペグをたたいてもらったり、キャンプ全体の進行をスムーズに進めていくためには、家族の協力が必要。

そして、テントは立てるだけではなく、寝室部分であるインナーテントの中のベッドメイキングも必要となってきます。今ではベッドを膨らませた後(我が家はエアベッドを使用してます)の作業は次女にお任せ。

次女がベッドメイキングをしている写真

次に「共同作業」の代表例としては、「食事の時間です」。もちろん作るのは大人ですが、子供達ができる事として、「食事をする為の事前準備」です。

キャンプで一番楽しい時間は「食事の時間」だと我が家は思っています。キャンプで宿泊している時間の中でも、テント設営準備の次に多くの時間を費やしている作業となります。

その事前準備を子供達には手伝ってもらっています。食事をする際にまず必要なのは、「テーブル」「イス」「小物置き」「ゴミ箱の設置」などです。普段家では、テーブルやイスはすでにリビングにセッティングされており食事が来たら単純に食べるだけとなっている中、キャンプではその前の段階の準備が必要。

子供達には荷下ろしした後にイスやテーブル、子物置きなど簡単な作業をお願いしています。

こちらは我が家の基本レイアウトになります

日常への感謝

キャンプを始めてからは、子供達とのコミュニケーション量や共同作業が増えてきて良い影響を与えていると思っています。そんな中、子供達によく言い聞かせているのが「日常への感謝」です。

例えば「テントを立てる大変さを知ってもらう」事で、「何不自由なく安心して暮らせる家がある」事への感謝だったり、

食事を準備したり作ったりする大変さを知ってもらう」事で「飲食店に行って綺麗なイスやテーブル、美味しい食事が運ばれてくる裏にはいろんな人が働いてくれている」事への感謝を感じるように伝えています。

キャンプというのがそもそも「不自由さを楽しむ」趣味であることから、それを子育てにどう活用するかと言ったら、まさに「日常への感謝の気持ちを忘れない」という事を子供達に伝えるには絶好のチャンスだと考えております。

特に、キャンプを終えて家に帰ってきて荷物を片付けた後に入る「お風呂」は最高で、心から思う事が毎回あります。それは「蛇口をひねれば綺麗な水やお湯が出てきて、いつでも疲れを癒す事ができる」という感謝の気持ちです。

みんなで食べた父さんチャーハン

このように私達大人も日常への感謝を改めて感じられるので、それを言葉に出して娘達に伝える事によってそれもそれで良い影響を与えるはずです。

まとめ

さて一旦長くなってしまいそうなのでまとめに入りたいと思います。

キャンプを始めてまず子供達の成長で目に見えて変わってきた事として、「コミュニケーション能力の向上」である。そのコミュニケーション能力に置いて特に変わってきたのが「観察力」「気遣い」であり、実際に日常生活でもそれが子供達の人生に良い影響を与え始めているのは確か。

実際に具体例を挙げて紹介しましたが、「観察力」が高まる事で、自分自身のいろんな学びも増え、更に「気遣い」ができるようになる事で人間関係が円滑に周るようになってきている事から、これから社会に出ていく上では不可欠な能力の向上が見られている。

この成長の大きなポイントとしてはやはり「家族間コミュニケーション量」であると感じています。実際に数字で確認はしましたが、共働きの家族だと圧倒的に年間のコミュニケーション量・時間が少なくい状況。なので、休みの際の子供達との過ごし方が重要になってくる。その休みをしっかりと活用しコミュニケーション量を増やせば十分というほどの量になる。

そこで我が家は「キャンプ」という共通の趣味で子供達との接点を増やし、今に至っている。キャンプでの「テント立て」「料理」などを通して、日常生活において大切な考え方である「日常への感謝」を考えるのにいいきっかけになると思います。それは子供だけでなく、実際に大人も感じそれを言葉に出す事によって更に子供達に良い影響を与えるのだと感じています。

ここまで我が家のキャンプが子供達にどのような影響を与えるかを考察してきましたが、まだまだキャンプは奥深く、いろんなポイント(作業)で子供達の新たな体験や経験も増やす事ができています。次の回ではその作業面においてさらに深堀して考察していこうと考えています。

この記事を通してより多くの方がキャンプに興味をもってもらい、キャンプするご家庭が増え、子供達の教育にキャンプを活かして頂けたらと思います。それでは。














 











とも

40歳からファミキャンを始めたサラリーマンです。妻と娘2人と共に毎年だいたい月1回のペースで関西のキャンプ場に出没。キャンプの楽しさ、面白さ積極的に発信!!

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